極夜行を読みました。

角幡 唯介氏の探検記、極夜行を読みました。グリーンランドの冬、太陽が昇らない時期を旅した記録です。

北極星を見ながら、氷点下40度の闇を北極海を目指して、そりを引きながら、犬と歩く。上っているのか下っているのかわからなくなって、自分の身体の感覚が間違いであったり、信じられなくなる中の工程は厳しい。事故、嵐、飢え… クーラーの部屋で、畳に座り込んでいて、まっくらな世界の話は読みにくいところがありました。

地図帳をみながら

そして読み進めるうちに、日の光を感じたときの喜びを、いっしょに感じたような気がしました。何か自分も抜け出たような感覚。